産土神社参拝は開運の土台を創る
産土神社(鎮守神社)のリサーチは、神社の中で“本人にとって最重要な神社”の特別なリサーチです。本人の内なる神仏(一霊四魂)の縁の中で特定します。
普通は近くの神社の氏子として、そこを拝んでいますが、この産土神社(鎮守神社)をリサーチするということで、守護の神仏という存在が、自分のルーツにいらっしゃることがわかります。
古神道では生成化育の働きを「産霊」(むすび)といいます。
その土地での「産霊」(むすび)の働きをする神様を産土の大神さまと呼びます。
「ルーツ」の神仏は、あなたがこの世に存在する時にすでにお世話になっている世界です。
人間は大地に産まれ、大地に生き、大地に還る
~安心(安定)した人生の基本は「うぶすな」にあります~
図の根にあたる部分(うぶすな)を強化することで、大地にしっかりと根を張った生き方、安心(安定)した人生を送ることができます。
・幹は「人間」
・地中は「先祖」(陰)
・根に栄養を与える「土」が産土 (陽)
私達は見えない部分によって生かされています。
植物は太陽の光で光合成を起こします。この太陽の根本神を「太陽の大神」といいます(太陽の大神様への「日拝」が効果的です)。
天と地の恵みを受けてこそ、大木になり、実(人の縁・人生の成果・開運)をつけるのです。
天と地の恵みを受けるのは、気学でいえば「吉方位取り」にあたります。
私達現代人は、古来からのしきたりや信仰を捨てる形でこの根っこを自分で切り落としてしまっているのです。 根っこがないまま「自分の人生をより良くしたい」ということは、道理上無理な話ですね。
根っこが大地にしっかり張り巡らせてこそ、揺るぎない人生を歩めるのです。
各種神社・寺院の説明
産土神社(うぶすなじんじゃ)
自分が生まれたところの近くにあり、本人の内なる神仏(一霊四魂)に最も縁ある*産土の大神様がおられる神社です。
産土の大神は一生の守り神であり、家族の霊的体質改善・基礎体力になります。
産土の大神様は誕生から、現世での守護のみならず、死んだ後のことまでも世話をしてくださる神です。自分に一番縁のある担当神仏として産土の大神は産子を守護し、死後の霊魂を導く存在です。
*産土の大神さまは「自分の産まれた土地」そのものに宿り、守護してくださる一生の守り神です「うぶすな」の世界は、自分のルーツ(原点)であり、”たましいのふるさと”です。産土とは「産霊 むすび」を司る神様です。
■ 父方母方の産土神社
自分の家族の守護のバックアップをしてくださる神社です。
「自分・父方・母方」の三位一体で、産土の大神は守護してくださいます。
「自分・父方・母方」の産土神社のトライアングルで、大いなる守護を頂きましょう。
鎮守神社(ちんじゅじんじゃ)
産まれた土地から引越しなどをして離れた場合に、現在住んでいる土地で、産土の大神さまと神縁のある神さまが、現在の住所での守護、現実生活での守護、仕事の守護をしてくださる、鎮守の大神さまのおられる神社です。
産まれた場所から移転していない場合でも、産土の大神さまと鎮守の大神さまは別々のご存在としていらっしゃいます。
■ 職場の鎮守神社
本人の職場近くに鎮座し、本人を仕事面において守護する鎮守神社です。
仕事のことは、自宅の鎮守の大神様と職場の鎮守の大神様の両方にお参りしましょう。
また、自分の職場の鎮守神社とともに、社長の職場の鎮守神社に参拝・祈願すると良いでしょう。
■ 学校の鎮守神社
学校の近くに鎮座し、本人の学業や学校生活を守護する鎮守神社です。
親の鎮守神社と子供の鎮守神社に参拝するとともに、受験の場合は、さらに「学校の鎮守神社」にも参拝するとよいでしょう。
■ 病院の鎮守神社
*「鎮守神社」も「産土神社」のリサーチ法に準じます。
産土の大神さまは自分の本体霊である直霊の大神さまと“表・裏の関係”で決まります。
さらに産土の大神さまの神縁で、自宅の鎮守の大神さまが決まります。
職場の鎮守の大神さまや病院の鎮守の大神さまも同様です。
すべてが直霊の大神、産土の大神の流れからきています。
病院の近くに鎮座し、本人の病気の治療を守護する鎮守神社です。
*病気の場合、産土神社や鎮守神社への参拝と病院の鎮守神社を参拝しましょう。
表鬼門(おもてきもん)結界神社・寺院
住まいの北東方面に鎮座している神社と寺院です。
裏鬼門(うらきもん)結界神社・寺院
住まいの南西方面に鎮座している神社と寺院です。
*表鬼門、裏鬼門結界神社・寺院参拝は厄年・空亡時に参拝すると良いでしょう。※(五黄)2019年の年盤のように南西・北東(二黒暗剣)がおかされているような年は特に参拝をすると良いでしょう。
*月盤も同様に考えましょう。
菩提寺(ぼだいじ)
先祖のお墓を守る宗旨のお寺のことです。
*お彼岸やお盆の時、お墓へお参りをし、産土神社、あるいは鎮守神社にも参拝しましょう。
神・仏・先祖の順で参拝すると効果があります。
なお、産土神社・菩提寺・先祖のお墓は父方だけでなく、母方もとても大切です。
菩提寺の総本山
自分の家の宗派の発祥したお寺です。
*自分の宗旨の菩提寺に参拝するのも大切なことです。
総本宮と同じような意味で、「菩提寺に総本山」にも、参拝されると良いでしょう。
ご本尊が総本山の仏尊たちのバックアップを受けるので、ご本尊様がたいへん喜ばれます。
総鎮守
その地域の神社をまとめる神社です。
一宮
旧国のトップの神社です。
総社(そうじゃ)
旧国のすべての神々を祭っており、一の宮とペアになる神社です。
陰のご存在(仏)と関係が深いです。
東京、埼玉で事業をする方は・・・
東京、埼玉で事業をする方は、ご自身の産土神社、鎮守神社、(会社の鎮守神社)の他に
◆一宮:大宮氷川神社・氷川女体神社
中山神社(さいたま市)も参拝することもお勧めです。
父が大宮市の氷川神社、母が浦和市の氷川女体神社で、中山神社は王子社となります。
◆総鎮守:神田明神 ・日枝神社
◆総社:大国魂神社
を参拝することをお勧めします。
国魂の神社
国土全体の神さまです。
・生国魂(いくにたま)神社(大阪府大阪)
・生島足島(いくしまたるしま)神社(長野県上田市)
・飯(いい)神社(香川県丸亀市)